こんにちは、haradaです。
2019年になってから7世代でもイバンのみが解禁され、イバンのみを持たせたツボツボを使ってかなり強いと感じたのでこの型の育成論を書くことにしました。
育成論を書くのは初めてなのでうまく書けないかもしれませんが、よろしくお願いします。
ツボツボのデータ
タイプ:むし・いわ
特性:くいしんぼう
性格:しんちょう(特防↑、特攻↓)
道具:イバンのみ
種族値:20-10-230-10-230-5
努力値:252-0-84-0-172-0
実数値:127-30-261-x-299-25
技:ステルスロック / ねばねばネット / アンコール / がんせきふうじ
採用理由・役割
・アンコール・岩石封じで起点作り
基本的に先発で出します。ツボツボで場を整えて起点を作り裏のポケモンを動きやすくするのが主な役割です。
道具・特性
コンセプトなので道具はイバンのみで確定です。
特性は頑丈と食いしん坊の2択になると思います。
ツボツボは耐久が高いのでZ技以外では一撃で倒されることがあまりなく、行動回数を増やすためにHP半分以下でイバンのみが発動できる食いしん坊をおすすめします。
性格・努力値
これは他のツボツボの育成論も参考にしましたが、弱点タイプが物理によっているのでDに振った方が2耐えする可能性が高いです。なのでDに厚い慎重を選びます。
問題の耐久ラインですが、Z技で一撃で倒されることはありますが、Z技を考えるとキリがありません。Zを使われたら相手はもうZを使えないと開き直ることにし、Z以外での耐久ラインを考えることにします。
考えられる限り物理技の最高火力はA197メガルカリオの適応力コメットパンチだと思うので、それを確定で耐える調整にするとB84が最低ラインになります。
残りはDに振りました。細かいダメージ計算は下の方にまとめて載せておきます。
攻撃面ではゴミなのでAに振ってもあまり意味はなく、Sを振っても耐久が落ちるのであまりおすすめしません。ミラーや最遅ナットレイの上をとることを考えると個体値は妥協せずVにした方がいいと思います。トリル下だと基本的に上から動けます。
技
以上で確定です。候補技も特にありません。
ステルスロックは出てきたポケモンにダメージを与える技で、ねばねばネットは出てきたポケモンの素早さを1段階下げる技です。ただしねばねばネットは浮いているポケモンには効果はありません。
アンコールは相手に3ターンの間同じ技を打たせる技です。起点作り・起点回避はもちろんですが、相手に無理矢理Zを打たせるという役割もあります。
岩石封じは挑発を打たれた場合に打つこともでき、ネットにかかっていない相手の素早さを下げることができます。打つ機会は意外と多いです。ダメージは期待できませんがタスキを潰したり化けの皮をはがすことができます。岩4倍のリザードンやウルガモスには4分の1くらいのダメージが入ります。
立ち回り
基本的に先発で出します。
初手はステロかネットのどちらかを撒きます。HPが半分以上あればもう片方も撒きます。
HPが半分以下になると特性食いしん坊でイバンのみが発動し、上から行動できます。基本的にここで倒されるのでイバンのみでの一手がかなり重要です。相手が前回使ってきた技を使わせたいならばアンコール、素早さを下げておきたいなら岩石封じ、どうしても場を整えたいならステロかネットを撒きます。
優先度はアンコール>岩石封じ>ステロ=ネットです。
上からアンコールを打って倒されることで裏に有利な状況で繋げるのが特に強いです。
環境で最も遅いポケモンがいきなり上をとるので相手の意表を突くことができます。
ダメージ計算
・攻撃面
岩石封じ
無振りメガリザードンY 31.4~39.2%
H4ウルガモス 32.3~39.8%
ステロ込みで2発で倒せます。他はHPゲージが微妙に減るくらいなので省略します。
・防御面
・物理
A197メガルカリオ
コメットパンチ 81.9~97.6%
A216メガメタグロス
アイアンヘッド 77.2~91.3%
A207メガギャラドス
たきのぼり 56.7~67.7%
A↑たきのぼり 85.0~100.8%(乱数6.3%)
A216メガボーマンダ
すてみタックル 52.8~63.8%
おんがえし 45.7~54.3%(乱数2発46.5%)
・特殊
C155ゲッコウガ
ねっとう 39.4~47.2%
なみのり 42.5~52.0%(乱数2発3.5%)
なみのりZ 80.3~96.1%
ハイドロポンプ 52.0~63.0%
ハイドロポンプZ 86.6~103.9%(乱数18.8%)
ハイドロカノンZ 91.3~110.2%(乱数56.3%)
C161カプ・レヒレ
なみのり 44.1~53.5%(乱数2発29.3%)
なみのりZ 85.0~100.8%(乱数6.3%)
ハイドロポンプ 53.5~66.1%
ハイドロポンプZ 89.8~105.5%(乱数31.3%)
C147カプ・コケコ(フィールド込み)
10まんボルト 30.7~36.2%
10まんボルトZ 57.5~68.5%
C200カプ・テテフ(フィールド込み)
サイコキネシス 40.2~48.0%
サイコショック 40.9~49.6%
C222メガゲンガー
シャドーボール 26.8~33.1%
あまり挙げるとキリがないのでこの辺にしますが、Z以外ならほぼ耐えることがここからわかると思います。
他に気になるポケモンがいる場合は自分で計算してください。
弱点
・読まれやすい
ツボツボでできることはステロネット撒きくらいなので、非常に読まれやすいです。ダメージ計算で挙げたようなメタグロス、ゲッコウガ、レヒレなどがよく先発で出てきます。キノガッサの胞子にも注意が必要です。
・挑発に弱い
先ほどの読まれやすいと似ていますが、挑発されるとツボツボはほぼ腐ります。腐ると実質2対3の勝負なのでかなり不利です。しかし挑発が切れたタイミングでイバンのみが発動する場合は最低限の仕事ができるので諦めずに戦いましょう。
・身代わりに弱い
ツボツボの火力はほとんどゴミなので、一度身代わりを張られるとツボツボではなかなか割ることはできません。逆に相手の起点になるのでアンコールで技を縛ってから交代して裏で対処しましょう。
相性の良い味方
ツボツボは対面構築のパーティー構成になるので積みアタッカーや中高速アタッカーとの相性がいいです。
テテフなど本来ならスカーフを持たせるポケモンでも、ネットのおかげで素早さが下がるので、スカーフと同じ効果で技の打ち分けや他の道具を持たせることができます。
しかし、相手のスカーフやツボツボでネットを撒けなかった場合を考えると、1体くらいはネットに頼らなくても上から攻撃できる高速アタッカーを入れることをお勧めします。
それを踏まえて簡単に相性の良い味方の例を挙げておきます。
・メガ
メジャーなものばかりですがかなり動きやすくなります。
・高速アタッカー
技範囲を広くして上から押し付けるのがいいと思います。Zの候補にもなります。
・中速アタッカー
積み技持ちを入れるのがおすすめです。キノガッサはポイズンヒール型の選択肢もあり、ハマったときの強さはすごいです。
ここで挙げたポケモンをエースとして使い、1~2体を相性補完や受け要員、ツボツボが選出できない場合のケアなどができるポケモンを入れておくといいパーティーができると思います。
最後に
最後まで読んでくれてありがとうございました。イバンのみツボツボの強さはわかっていただけたでしょうか。筆者の自分はこのツボツボを使ってレート2000(s15)を達成したので活躍すれば強いと思います。この記事を読んでツボツボに興味を持ってくれたら嬉しいです。
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