haradaのポケモンブログ

歴代のポケモンを同時に同じ条件でプレイし、その難易度を比較するというプレイ日記を更新しています。レート対戦で結果が出たときは構築記事も書きます。

【ポケポケ】超克の光で全種類必要なパック数をシミュレーションしてみた!

こんにちは、haradaです。

 

前回の記事ではポケポケのパックで全種類揃えるために必要なパック数を計算してみました。

 

www.haradapokemon.com

 

その記事を投稿してから数日、早速新パック!!!ということで今回作ったプログラムをアルセウスのパックに適用し、

  • ♦1~♦4までのカードを揃えるのに必要なパック数
  • クラウン等も含む全種類を揃えるのに必要なパック数

を求めてみました。

 

 

パックにおける前提知識

カード抽選確率

まず最初に、パックから排出されるカードの確率についてまとめておきます。

この確率はポケポケのアプリ内に載っています。

レア度 1~3枚目 4枚目 5枚目
♦1 100% 0.000% 0.000%
♦2 0% 90.000% 60.000%
♦3 0% 5.000% 20.000%
♦4 0% 1.666% 6.664%
0% 2.572% 10.288%
☆☆ 0% 0.500% 2.000%
☆☆☆ 0% 0.222% 0.888%
クラウン 0% 0.040% 0.160%
合計 100% 100% 100%

同じレア度では種類ごとの確率が同じなので、例えば♦2のカードが30種類収録されているパックの場合、特定の♦2のカードを引く確率は

・1~3枚目:0%

・4枚目:3%

・5枚目:2%

となります。

 

また、0.05%という非常に低い確率ですが、通称「ゴッドパック」と呼ばれるものも存在し、5枚とも☆1以上のカードが確定で排出されます。

ゴッドパックの場合はすべての種類のカードが同じ確率で排出されるようになっています。

 

パック開封ポイント

ポケポケには「パック開封ポイント」というものがあり、1パックを引くと5ポイント加算されます。

パック開封ポイントをためることで、特定の欲しいカードと交換することができます。

1度に2500ポイントまで貯めることができます。

レア度 パック開封ポイント
♦1 35
♦2 70
♦3 150
♦4 500
400
☆☆ 1250
☆☆☆ 1500
クラウン 2500

今回の検証ではパック開封ポイントの交換も考慮していきます。

 

検証方法・シミュレーションプログラム内容

今回、全種類のカードを揃えるために必要なパック数を計算するためにPythonでパック抽選のシミュレーションプログラムを作りました。

ここではプログラムの処理内容をざっくり解説していきます。

〇事前準備

  • 前章で解説したレア度ごとの排出確率およびパック開封ポイントを定義
  • 対象パックのレア度ごとの種類数を入力(♦1 50種類、♦2 35種類...)
  • カードの種類ごとに所持フラグ、排出確率、パック開封ポイントを定義

〇パック抽選

  • ゴッドパックかどうか判定
  • ゴッドパックの場合☆1以上から5枚、通常パックの場合♦1から3枚、♦2以上から2枚抽選
  • 排出されたカードの所持フラグを変更する
  • パック開封ポイントを5ポイント加算

〇プログラムの回し方

  • 未所持カードのパック開封ポイントを合計し、1パック引くごとに合計値を更新
  • パック開封ポイントが2500に達した場合は未所持カードで最もレア度が高いカードと交換
  • パック抽選を繰り返し、未所持カードをすべてパック開封ポイントで交換できるようになったらパックをひくのをやめ、それまでに引いたパック数を記録する

 

必要なパック数

先ほど説明した内容のプログラムを実際に回して、全種類揃うのに必要なパック数を求めます。それぞれの内容について、10万回ずつ処理を行い、グラフと平均値、中央値、最頻値を求めてみました。

今回のプログラムはパック抽選のみなので、ゲットチャレンジやトレードは考慮していません。したがって、次から表示する結果よりは少ないパック数で全種類揃えられると思います。

 

今回のパックのレア度ごとの種類は以下になります。

レア度 種類
♦1 31
♦2 26
♦3 13
♦4 5
6
☆☆ 13
☆☆☆ 1
クラウン 1

 

①♦1~♦4

平均値:174パック、中央値:167パック、最頻値:160パック

160パックを引いて♦3を2枚と♦4を1枚をポイント交換するのが最も多いパターンとなります。

 

②全種類

ヒストグラムの階級幅を5にして表示

平均値:535パック、中央値:508パック、最頻値:550パック

今回は☆2のカードの種類が13種類と多いので、全種類となると500パック程度必要になります。☆2のカードを効率よく手に入れることがコンプリートのコツになりそうです。

 

課金すれば1日に120パックまで引くことができるので、5日ほどあれば全種類のコンプリートができるという計算になります。

その場合の課金額は8万円程度となるので、全種類コンプリートを目指す人は参考にしてみてください。

 

まとめ

アルセウスパックで必要なパック数をPythonプログラムで求めてみました。

是非参考にしてみてください。

筆者はプレミアム課金のみなので、まずは1カ月くらいかけて♦カードをコンプリートしたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。